研修旅行2日目です。
まずは、『三千院』へ。大原里にある門跡寺院で紅葉の名所だそうです。
聚碧園はいろいろな角度から違った景色を楽しむことが出来ました。
この庭園を眺めながらお茶を頂くこともできるようです。
これは三千院で買った角大師のお札。
天台宗のお坊さん、元三大師が疫病神を追い払うために鬼に姿を変えた、というのが由来。この姿を角大師というそうです。
(鬼大師とも呼ばれるそうです)
会社の魔除けになってくれています。
その後『宝泉院』へ。三千院の奥にあります。
ここでは、住職の話を聞くことができました。宝泉院には「血天井」といわれるものがあります。
伏見城を守っていた徳川家臣・鳥居元忠以下370名が石田三成に攻められた最後に自刃。その後、死体はしばらく放置されていたため、倒れた人間の後が床板にしみこんでしまったという
こと。この時の無念を供養するため、床板を外していくつかの寺の天井として使われたのだそうです。
怖さも感じましたが、とても歴史を感じる貴重なものを見られました。
もちろん怖い!と感じることだけでなく、美しい庭の風景もあります。ここでは、額縁庭園を楽しむことが出来ます。
お抹茶とお茶菓子をいただきながら、ゆっくりと庭園を眺める、とても贅沢な時間でした。
そして最後の観光場所『貴船神社』へ。
この貴船神社は全国に約450社ある貴船神社の総本山だそうです。平安時代の女流歌人、和泉式部も参詣し、不和となった夫との復縁祈願が成就した伝説があり、縁結びの神としても若い
世代より絶大な崇敬をあつめているとのこと。
いろいろな場所を巡ることができてリフレッシュ出来ました。
『貴船荘』でのお昼も美味しくいただきました。「納涼床」「ゆか」などともよべれる関西の夏の風物詩。貴船では「川床(かわどこ)」と呼ばれているそうです。
真夏の炎天下でも平均気温23度と京都市内の温度より10度ほど低いらしく、床に腰を下ろすと汗がすっと引いていきます。
新緑の京都1泊2日の研修旅行。素晴らしい庭園がいくつも見られて感動しました。
京都はみどころが沢山あるのでまだまだ行きたいところがあります。また時間をつくってゆっくり観光したいです。
楽しい旅をありがとうございました。